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JCグループ のガイド

2016.11.01
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  • カンボジア農業、昨年の干ばつに続き今年は水害ダメージ

ビジネスガイド  髙 虎男(Ko Honam)

C.L.M.LEADERSバナー (1)

 

 

一昨年来、東南アジア全般をおそった干ばつにより大きなダメージを受けたカンボジア農業ですが、昨年は年間コメ生産量が約9.2百万トンと一昨年対比でほぼ同量を維持し、輸出総量はフンセン首相が2010年に掲げた「ライスポリシー」の2015年目標精米輸出総量100万トンには遠く届かないながらも一昨年対比39%増の53.8万トンとなるなど、数量面だけで捉えるとなんとかそれなりの数値を維持してきました。そのカンボジア農業が、今年は一転して大雨による水害に悩まされています。

 

カンボジア農林水産省(Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries)によると、約17,500ヘクタールの水田が大雨による水害をうけ、約3,200ヘクタール分の生産量に相当する稲が被害にあったとのこと。プノンペンの西側に位置するコンポンスプー州と、ベトナム国境に近いプレイヴェン州で特に被害が大きかったそうです。一部救いがあったのは、オランダ系のAchomec財団がカンボジア農業開発研修センター(CEDAC)との協業で2015年後半から2年間の取組みとして始めた、現地農家を対象とした異常気象変による農作物等への損害を対象とした少額損害保険(Cambodia Micro Agricultural Insurance Scheme, CAMAIS)プロジェクトが対象とする3州にコンポンスプー州が入っていた事です(他2州はタケオ州とコンポンチュナン州)。

 

この保険やいわゆる“天候デリバティブ”や“天候インデックス保険”と呼ばれるもので、既に日本の大手損保が2010年からタイの農家向けに商品化し販売しています。

 

CAMAISプロジェクト担当によれば、今年に入り159のコメ農家がこの保険に加入しており、保険料は総額で1,500ドルに満たない規模ではありますが、現状加入農家からの本水害に伴う損害保険申請の状況を詳しく審査しているとのこと。 カンボジアにおける天候による農家の被害への救済措置の適用事例として貴重な実証データとなるはずです。

 

干ばつの次は水害で悩まされるカンボジア農業を見れば分かる通り、農業は常に天候リスクに大きく左右されます。 今後この天候デリバティブを始めとする新たな金融商品が、カンボジア基幹産業である農業を支える農家の暮らしの不安を軽減する救いの手となる事が期待されます。

 

 

髙 虎男(Ko Honam)
JCGroup President CEO
Website : http://www.jcgroup.asia/

Facebook : http://www.facebook.com/JCGroup.asia

ブログ:「カンボジア”万(よろづ)”情報局」
カンボジア最新ビジネス情報〜生活情報まで幅広く発信
http://yoroz-cambodia.jcgroup.asia/

 

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