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2016.11.09
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  • 税務基礎第三回・・VAT(付加価値税)

ビジネスガイド 澤柳 匠

 

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今回は、VAT(付加価値税)についてご説明させて頂きます。

 

カンボジアにおけるVATとは日本の消費税と同様の税金となります。即ち、カンボジアにおいてなされる商品の販売やサービスの消費に際して課されるものであります。

したがって、税金の最終負担者は最終消費者であり、中間業者は徴収した消費税を最終負担者に代わり、納税、申告を行う必要があるという点は日本と同様であると言えます。

 

VAT税率は10%で、月次申告によって毎月翌月の20日までに中間業者によって納税されることになります。

 

 

ここで例をあげてみましょう。

 

A社はカンボジアにて、工業製品の原材料Aを採掘して販売する会社です。

B社はカンボジアにて、原材料Aを仕入れて、組み立て、出来上がった工業製品をカンボジア国内向けに販売する会社です。

 

原材料AにかかるVATを見ていきましょう。

たとえば、B社からA社は8,000$仕入れを行ったとします。この取引はカンボジア国内における商品の販売といえるため、VATがかかることになります。8,000$×10%=800$この分がVATとしてB社はA社に支払いを行わなければなりません。

 

一方でB社は組み立てを行い、できあがった工業製品をカンボジア国内で販売します。

この取引に関してもカンボジア国内における商品の販売といえるため、VATがかかることになります。総額の売価は15,000$です。したがって、この10%に該当する1,500$を製品購買者がB社にVATとして支払いを行います。

 

では、これらの取引における納税・申告はどのように行われるでしょうか。

まず、A社はB社から受けたVAT800$を翌月の月次申告で全額申告納税することになります。

 

次にB社ですが、製品購買者からVATを1,500$を受けていますが、かたやVAT800$をA社に支払っています(この支払っていることの証明としてタックスインボイスを保管しておくことが求められます)。したがって、翌月の月次申告では、1,500$-800$=700$を申告納税することになります。

 

 

A社、B社、最終購買者のVATの負担を考えてみると、A社はなし、B社もなしとなります。なぜならばB社のように原材料を仕入れるときにVATを支払ったとしても、販売の際にVATを受け取ることができ、差額は納税、還付を行うことにより、中間業者は負担ゼロとなるように制度的に設計されているからです。

したがって、VATの負担者は最終購買者であり、今回の事例であれば1,500$の負担となります。

 

VATが発生するか否かがわからない方もいらっしゃると思いますので、以下の通りVAT課税判断のためのフローチャートを添付しています。こちらも合わせてご確認ください。

 

1

 

 

 

VATの基本的な考え方は以上の通りです。

次回はVATの例外的な内容も含めてお伝えできればと思います。

 

 

 

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東京コンサルティンググループ・カンボジアブログ

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