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2016.11.23
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  • 税務基礎第四回・・VAT(付加価値税)(2)

ビジネスガイド 澤柳 匠

 

C.L.M.LEADERSバナー (1)

 

今回は、VATに関して例外的事項に関して説明させて頂きます。

 

取引の中にはVAT非課税取引というものがあります。これはVATの課税がなじまないと思われるために、税法で課税をしないことが定められている項目のことです。以下のような項目が挙げられます。

 

1.公共郵便サービス

2.医療関係のサービス及び、それに関わる医療品の販売

3.公共交通機関の使用

4.保険事業

5.法律によって定められた金融業

6.法律によって決められた限度内での個人使用目的の輸入

7.経済産業省が承認した非営利目的公共事業

 

 

更に、VATの規定には非課税取引ではないが0%のVATが課税されるケースが以下の通りあります。

 

1.カンボジア国外に輸出されるモノ

2.カンボジア国外にて使用または消費されるサービス

3.人・モノの国際輸送サービス

4.人・モノの国際輸送サービスの提供に関わるサポートサービス

 

以上をまとめると、以下の図のようになります。

 

 

また、カンボジア国内での物品の販売やサービスの提供には、VATが課されることが原則ではありますが、土地と現金預金の取引にはVATは課されません。したがって、土地の販売に関してはVATは課されないことになります。しかし、土地の賃貸に関してはVATは課されますので、その点が日本の消費税と異なる点といえるでしょう。

 

 

VATはカンボジア国内の物品の販売やサービスの提供に課されることが原則ではありますが、輸入取引に関してもVATが課されることになります。その場合、負担者は輸入相手先ですが、実際に消費税を支払うのは、輸入者になります。課されるVATですが、CIF(商品価格と保険料および運賃)に関税および特定商品サービス税等を合算した金額に対して10%となります。

 

今回は、最後にVATインボイスについてご説明したいと思います。

 

【VATインボイスとは】

VATを付加して、商品、サービスの代金を請求する際に必要なインボイスのことであり、税務局がその様式を定めています。VATインボイスを発行するためには、VAT登録を税務局で行う必要があります。VATインボイスを受け取ることにより、仕入業者はVATを支払ったことの証明を受け取ることになり、それが税務申告の際のVATの支払の控除の根拠資料となるため、重要な資料といえます。

 

なお、カンボジアにおいては、VAT登録業者は売上の際にVATインボイスを発行せずVATを徴収しなかったとしても、VATを徴収したとみなされてしまいます。一方で、仕入の際は、VATインボイスを受け取らなかった場合、そのままVATを支払わなかった(仮に支払った計算であっても)とみなされ、VATをその分多く納める必要が出てくるような制度設計になっているため、十分に注意が必要です。できるだけ、VATインボイスを入手し、VAT納税の節約、またはそれに関わる他の税金の節約に努めるべきでしょう。

 

現在VATの登録義務は実態管理様式(会計の記帳とそれに基づく申告納税を行う義務がある経済主体が行うべき納税方法)にて税務申告を行う事業主に課されており、法人全般、一定規模以上の個人事業者はこれに該当します。

 

 

 

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東京コンサルティンググループ・カンボジアブログ

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カンボジアへの進出をコンサルティングしている駐在員が、

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