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SBI Royal Securities のガイド

2015.09.23
  • カンボジア証券市場の概況
  • カンボジア証券市場

ビジネスガイド 宗 英一郎

C.L.M.LEADERSバナー (1)

 

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2011年7月にカンボジア証券取引所(CSX)が開設し、2012年4月18日に「プノンペン水道公社(PPWSA)」、2014年6月16日に台湾系の縫製会社である「グランドツイン・インターナショナル社(GTI)」が上場を果たし、国有企業1社と民間企業1社の2銘柄にて株式取引が行われている(2015年9月時点)。

 

 PPWSAはプノンペン市内とその近隣地域に上水道を供給しており、供給率は90%を達成している。浄水場はプノンペン市内に4施設あり、1日あたりの浄水供給量は48万㎥である。また現在、新しい浄水施設(名称:ニロート2)を建設中であり、2016年度後半の完成後には更に供給量が増え、59.1万㎥となる見通しである。同社はIPO価格6,300リエル(1.58ドル)で上場、上場3日目には10,200リエル(2.55ドル)の最高値をつけた。2015年1月12日には、上場来最安値となる4,000リエル(0.98ドル)を記録したものの、6月29日にはIPO価格を100リエル上回る6,400リエル(1.56ドル)まで回復をみせた。売上高と純利益は、2014年度はそれぞれ3,894万ドルと1,138万ドルで、2013年度の3,794万ドルと953万ドル、2012年度の3,382万ドルと862万ドルから毎年堅調に増加している。同様に配当も、初配当である2012年度分は1株あたり27.70リエル(配当性向7.0%)であったが、2013年度は54.74(同12.5%)リエル、2014年度105.20リエル(同20.0%)と倍増を遂げており、投資家を意識した配当政策を展開している。

 

GTIは2007年設立、カンボジア縫製業界をリードする縫製会社のひとつである。世界的に有名なアパレルブランドのODM生産をしており、中でも主要バイヤーはAdidasで、同社の取扱高の85%以上を占めている。同社が上場した2014年度は、縫製業界にて最低賃金見直しなどを求めるストライキが頻発していた時期であり、IPO価格は9,640リエル(2.41ドル)、初日終値はIPO価格を下回る9,220(2.28ドル)となった。2015年1月には縫製業従事者らの最低賃金が100ドルから128ドルへと引き上げられ、2015年4月2日には、上場来最安値となる4,440リエル(1.11ドル)を記録した。2014年度の売上高は5,661万ドル、純利益は347万ドルで、前年度の6,581万ドルと730万ドルより減少しており、事業環境の悪化の影響をもろに受けたとも言える。ただし、初配当は1株あたり177リエル(配当性向50.0%)とPPWSAより高く、初配当の基準日である6月15日には6,300リエル(1.54ドル)まで株価は回復をみせた。

 

現在、プノンペン経済特区社、プノンペン港湾公社、シアヌークビル港湾公社、台湾系の縫製会社がCSXへの上場準備を進めている。また、低迷を続けるカンボジア証券市場に対し、カンボジア証券取引委員会(SECC)は、小規模・中小企業向けを対象とした「グロースボード」の上場要件を発表しており、その要件は資本金50万ドル以上、SECC認定監査法人による1会計年度の監査済み財務諸表としている。なお、PPWSAやGTIおよび現時点の上場候補企業は「メインボード」での上場となり、上場要件は資本金125万ドル以上、監査済み財務諸表は3会計年度と定められている。グロースボードは上場企業を増やしたい当局の意向もあり、その受け皿となることが期待されるが、不十分な開示情報やリスクマネジメントの体制のもと多くの企業が上場すれば、むしろ投資家は敬遠し、市場への信頼も失墜しかねないことからも、まずは上場候補企業のメインボードへの上場をきちんとやり遂げ、市場として投資家層の厚みを積み上げていくことが重要であると考える。

 

 SBI 図

 

 

 

 ▼SBI Royal Securities

住所:13A Floor, Phnom Penh Tower No. 445, Preah Monivong Blvd, Sangkat Boeung Prolit Khan 7Makara,Phnom Penh, Kingdom of Cambodia.

電話:+855 23 999 595

URL:http://www.sbiroyal.com/jp/

 

 

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